| わたしはたまごかけごはんが大好き。
炊きたてのほかほかあつあつごはんにだーっと卵を流し込み、
ショーユをのの字にたらーっとたらし、
ぐるぐるかき混ぜ、たまごが半熟状になったところを
まりまりいただくことのしやわせと言ったら、
日本人でよかった、としみじみ思うことのひとつ。
こんなシンプルかつ安価なメニューが、
モルディブでは不可能ときた。
ああ生たまご、どれほど食べたかったことか。
米が長いくらい我慢します。
おしょーゆが中国製だってかまいません。
海苔だなんてそんなぜいたく言いません。
なのに、肝腎のたまごがないのよたまごが。
ないって、そりゃ卵くらいお店で売っています。
けどね、
インドからどんぶらこっこと長い船旅を終え、
店に並べられ冷蔵庫になど入れられず、
運が悪けりゃ店先で直射日光にさらされ、
割るとでれ〜んと黄身まで平らになるそれを
生で食すわけにはいきませんでしょう。
そんな勇気ないし、きっとおいしくないもの。
そんなだらしのない卵ですら一個1ルフィア
(12円くらい)もするし、
日本と同じかひょっとするとちょっと高いですね。
モルディブ産の卵もたまにみかけますが、
5ルフィアもしやがります
「光」ってシールが貼ってあるわけでもないくせに、
それが新鮮なのかと思うと大間違い、
高いから売れません、
いつからここにあるのやら。大バクチです。
日本では黄身がこんもり盛り上がってるものがよしとされ、
水のように平らになる卵なんか、
あらやだ、古いわこれ、と考える間もなく捨てられるでしょう。
でもちょっと待って下さい。
生卵ってとてつもなく長持ちするのです。
冷蔵庫に入れてたら1ヶ月や2ヶ月もちます。
割ってみて黄身がどんなにでれれーんと平らでも、
悪臭がしなければ大丈夫、
普通に調理して全く問題ありませんでした。
おいしくはないけれど、
おなかはこわしません。
割ったら黄身がくずれたのはさすがにだめかしらって。
においをかいでみましょう、
異臭がなければ大丈夫、
ぜーったい平気、
たぶん割り方が下手で指が黄身にあたってしまったのです、
きっとそうですええそうですとも。
と、よーく自分に言い聞かせて
よーく火を通していただきましたものです。
主にスクランブルエッグね。
というようなたまごライフを送っている状況で
たまごかけごはんは遠い遠い夢のジパング、
帰国した最初の朝はもちろんなまたまごをいただきました。
ごはんに丁寧にたまごをかけました。
ゆっくり大事に食べました。
涙が出るかと思いましたが、出しませんでしたよ大人だから。
食べ物ってすばらしい。
さて、モルディブで食べたかったものベスト3を発表します。
1位:たまごかけごはん
2位:カツ丼
3位:おでんの大根
そうそう、生卵はもちますがゆで卵はアシが早いので気をつけましょう。
私はゆでたまごで2回おなかをこわしました。
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